高野七口踏破②人魚のミイラに会える?!「京大阪道」

町石道と並ぶ世界遺産「黒河(くろこ)道」は険しいと聞くので、それよりは優しそうな江戸時代の道「京大阪道」を先に歩いてきました。こちらは世界遺産の道ではありません。この日は集落も含めて誰一人にも会いませんでしたが、検索すれば歩行したブログ等はある程度見つかります。道しるべも多く迷うところは少ないです。ほとんど舗装道なのでけっこう軽い気持ちで行きましたが、やはり高野山は850mあるので楽ではありませんし、ちゃんと調べてから歩くのがいいです。(後述あり) 日差しが強くて暑い日でしたが、意外な見どころが多く楽しめました。

まずは高野山に車を停め、出発地の学文路(かむろ)駅に向かいます。

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京大阪道(学文路駅~女人堂/約10.0km 標準5時間)

▲京大阪道 学文路~女人堂までのログ

 

行程の記録

実施日2018.6.22(金)/晴れ
■スタート地までのアクセス(自宅~高野山~学文路)
8:20 白浜町出発(自家用車で約2時間)
10:30 高野山町役場到着(無料・バス停まで徒歩2分)
10:49 バス停 高野警察前(運賃@290)
10:59 高野山駅到着
11:08 高野山駅出発(運賃@720)
11:13/11:16 極楽橋(乗り換え)
11:52 学文路到着

 

12:10 学文路駅出発

駅についてすぐ作ってきたおにぎりと魚肉ウィンナーで腹ごしらえ。水分もしっかり補給します。無人駅ですが比較的新しくてきれいなトイレもありました。

▲高野街道の道しるべ! 濃い影が日差しを物語る
▲踏切で南海電車が来たよ~

 

 

12:20 西光寺・刈萱堂

「えっ?…人魚のミイラ?!」こんな面白いスポット興味しかありません。お寺の方がいれば実物を見せてもらえるそうですが、あいにくこの日は人影なし。これはまた必ず来てサイトにUPします。

▲やたらチャーミングな人魚
▲小さなお寺だがまた来たい
▲こ、これが…人魚のミイラ

 

ここは有名な石堂丸物語の悲話の舞台です。なにそれ?って方は検索してね。スタンプが境内にあったのに、わからず裏山などをウロウロとさまよいました…押印帳のイラスト図わかりにくいって~。

 

12:55 六地蔵(第三の地蔵)

登山者の安全を願って作られたという六地蔵。このコース沿いには三~六のお地蔵様があります。途中に2か所お地蔵さんはあったけど別のものらしく、地図にはただの「地蔵」としか書いてません。一、二のお地蔵さんも探してみたいですね。道中は何卒よろしくお願いいたします。

▲解説を撮りたかったのでお地蔵さん写らず

 

13:05 大師の硯水

で、でたー!お大師様、お得意の水源マジックです。似た伝承が紀伊路にもありました。弘法大師が水のないところに水源を噴出させという伝承が日本各地にはあるそうです。

▲最初からそうすれば…とか言わない
▲ここから清水が湧くそう

 

13:10 第四の地蔵

この第四の地蔵がある集落を過ぎると、下りなんですが結構危ないくらいの傾斜になります。

▲この先から強烈な下り坂

 

13:25 丹生神社・日輪寺

スタンプポイントです。寺と神社が一緒になってますね。

▲寺の奥に鳥居があるのわかりますか~?

 

寄り道になりますが、この丹生神社と日輪寺を少し下り右手に行くと郵便局の手前に自販機があります。ここで飲み物を買い足しました。この先、極楽橋までありません。

 

13:35 千石橋を渡る

朱塗りの千石橋を渡ります。お米でいうと千石分の費用がかかったところから名前がついたそうです。その後、作水坂と呼ばれるこの道を登ります。見ての通りアスファルトですが…この先からが急坂。ほっほ~う!て感じで見上げます。よいしょよいしょと登りきると作水集落です。

▲作水坂 この先がなかなか
▲川きれいだった~

 

13:50 第五の地蔵(作水集落)

民家の間を歩いていきます。ここで集落の方がMAPを置いてくれているのを発見しました。高野山の観光案内所にもなくて、すんごい欲しかったやつです!重要アイテム発見でめちゃくちゃ感激してお礼言いたかったですが、やっぱり…誰も見当たりませんでした!(※ただしこのMAPには制作日がなくいつの情報か不明。そしてこの後、様々なMAPに悩むことになります。)

▲第五の地蔵
▲集落の皆さんありがとう~!!

 

少し行くと今度は道幅のある車道が続きます。案外、交通量も多く車に気をつけて歩きました。そして暑さでけっこうバテてきました…車道って日陰があまりないのです。

 

14:20 第六の地蔵

途中で犬に吠えられながら、長くて退屈な道をぬけると最後のお地蔵様です。

▲第六の地蔵

 

14:45 高野の仇打ち 解説板

日本最後の仇打ちがこの山中で行われたという物騒な話。ですが亡くなった人を弔った地元の方のやさしさは、今も継承されているのだなと感じました。

▲そばには身を隠したという黒岩がある

 

14:55 日本最後の仇打墓所

▲お墓はきちんと手入れがされてあった

 

15:00 一里石

ゴールの女人堂まであと一里(4km)だよ!って意味です。まだまだあるなぁ!

▲左から2本目が一里石

 

 

15:35 極楽橋

いつも乗り換えで利用する極楽橋駅。本当に「極楽橋」があったんですね、知らんかったな~。川の流れはきれいで、飛び込みたいくらい。自販機が駅にはありますが、時間ロスになりそうなので寄りませんでした。

▲ここから不動坂

 

 

そしてここからが難関。むちゃくちゃ悩みました
なななんと印刷してきたマップ、設置看板のマップ、集落でゲットしたマップ、3つとも全部ちょっとずつ違うのです!!!!!!

①印刷してきたMAP(問合せ先:九度山町観光協会&橋本市観光協会)

▲当初の予定はこの地図で考えていた

 

うーん旧ルートのいろは坂は「平成23年から復元中」と書いてあり、通れないようだ。

 

②集落でゲットしたMAP(問合せ先:高野町)

▲あれ、行けるんじゃね?

 

行けそう感が満載。でもモデルコースの時間距離は新ルートでの記載やなぁ。

 

③設置看板のMAP(問合せ先:高野町・和歌山森林管理署)

▲行けるやろ、これは

 

看板新しいし、旧ルートいろは坂の解説もあるしこれが最新やろうたぶん

 

さあどうする?!どうせなら歴史の道を歩きたいのが古道ウォーカーの習性。心はもちろん旧ルート。

でも待って!もう一人の慎重な自分が言います「当初の予定では新ルートでしょ?行き当たりばったりのコース変更は危険よ!」手持ちの飲み物はわずかやし…旧ルートは難所って書いてるから時間もかかりそうやなぁ。

 

16:15 清め不動堂

結局、新ルートを選びました。疲れて判断能力も落ちているし、へたなことはしないが吉。最初にダウンロードした地図を恨みましょう。というか、どの地図にも更新日がないのがたぶん一番の問題。大問題。世界遺産15周年、道は変わり続けているのでしょうが…これは素人には難しすぎる~

帰って他の人のブログなんか見たら2012年には復旧したので行けるみたいです。極楽橋まではケーブルでも来れるし、また今度ここからリトライしたいと思います。

そしてこの清め不動堂では新旧ルートが交差します。わけがわからねぇ…。とにかく安全な新ルートへ。

▲清め不動
▲途中に解説があった

 

16:35 女人堂

なんとかゴール!半日コースで10kmですが高野山はやっぱり標高が高いのでそれなりに疲れました。

かつては女人禁制の高野山。それでもお詣りがしたいと聖域のそばまできた女性のために作られたのが女人堂です。女性に縁のあるお堂ということでこちらもお賽銭少しばかりし、無料の飲料水をいただきました。冷たくて五臓六腑にしみわたる~。あと忘れずスタンプも押しましょう。お堂の方がこの結界を示す石の文字は弘法様の書いた字を元に作ったんだよと教えてくれました。

▲バス停もトイレもスタンプもある
▲弘法様が書いた字を組み合わせたそうです

 

帰りの交通

16:50 高野山町役場 駐車場
19:30 ガソリン給油して帰宅

■かかった費用

約1,160円+ガソリ代
・交通 1,010円+ガソリ代
・飲食 150円

余談ですがこの日は往復の車移動だけ友人と一緒でした。高野山に着いてから私はおひとりさま街道、友人はおひとりさま観光というソロ活動。気ままに生きています。

 

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