ダイジェスト
やまやま、こと山田さんがTwitterに写真を上げてくれてますのでご覧くださいませ♪
ええぞ、ええぞー。
熊野古道360km歩き旅2日目 pic.twitter.com/z85MyJ6ubT
— やまやま (@siesteamidi) April 3, 2019
まるでスペイン巡礼??
1日目は天満橋駅近くのゲストハウス木賃庵さんでお世話になりました。1泊2,500円のドミトリーです。
カーテン付きの2段ベッドがたくさん並んで、部屋は皆んなでシェアします。カプセルホテルほどじゃないけどプライバシーがある、寝台列車みたいな感じだと思ってください。
山田さんと三十石船に乗船してくれた有田の語り部ガイド赤尾さんと宿泊しました。
赤尾さんとは実はこの日の朝、鴨川のカヤックの上からはじめましてー!と叫んだのですが、SNSで熊野古道情報を相談させてもらったりとお世話になっているので初対面のような気がしませんでした。
熊野古道の旅、最初の夕食はモツ鍋!
有田の語り部ガイドさんも合流して3人でゲストハウスに宿泊します。
山田さんはハワイ帰りの寝不足、早く寝ます!笑 pic.twitter.com/vaNmEHxljg— 熊野ログ|熊野古道360km4/1スタート! (@kumanolog) April 1, 2019
宿泊については下船後に窪津王子まで歩いたあと、赤尾さんがこれから今日の宿を予約すると言うので、ほな同じ宿に泊まれば〜というなりゆきでした。
お宿のオーナーは元々貿易の仕事をしていたそうですが、ラオスに学校を作る活動をされていて、大阪らしい笑いの絶えないホスピタリティとトークで和やかで楽しく過ごさせてもらいました。
新しくてピカピカの宿じゃないけど、個性的でおもしろいゲストハウスです。また大阪に泊まるときはきっとお世話になります。
スペイン巡礼のカミーノの旅も、こんな風に知らない者同士が仲間になると聞きます。そんな雰囲気が感じられる楽しい旅の1泊目でした。
熊野古道はRPGゲームのように
さぁ2日目、長いながい陸路のスタートです!
この日、集まってくれたのはFacebookでスペイン巡礼コミュニティを運営される細川さん、愛知県しかも渥美半島から来たTwitterのぐらっさん、数日前にFacebookで知ってすぐ参加決断した鍼灸師の星川さん、そして赤尾さん、全行程参加の山田さん、坂本の6人でスタートです。
旅の計画と広報が忙しすぎて、9月のスペインが何も考えられないままなのですがスペインの方が近付いてきてくれました。
細川さんはもちろんめちゃくちゃ詳しいし、星川さんはカミーノがきっかけで年に3回スペインへ鍼灸師として渡航しているんだそうです。
皆、初対面ですが歩きながら熊野とカミーノで話が尽きない!
お話が弾んでおります!いい天気✨ pic.twitter.com/NSX7NSFA9o
— 熊野ログ|熊野古道360km4/1スタート! (@kumanolog) April 1, 2019
途中の四天王寺からは、お遍路の先達もしていた高野山僧侶の方も来てくれました。この方もつい最近、知り合ったばかりです。
有田と高野山のガイド2名がら神さま仏さまに地理地形‥なんでもありの解説をしてくれます。2人ともめちゃくちゃ勉強してるし現地歩きまくっているし、お金取れるレベルのプロの内容なのでまあ、めちゃくちゃ面白い!
堺市の仁徳天皇陵からは障害者雇用の理事をされてる女性が加わりました。どうしても福祉の仕事がしたくて高野山僧侶を辞めたという男性も連れてきてくれて、わずかな時間だったけど嬉しい出会いでした。
皆さんに色々いただきました。パン、飲み物、カイロ、カッパ、こうやくんの絆創膏、御守り、情報‥
また拾ったこの日のゴミは、堺市の女性が約束通り引き取ってくださいました。
有り難く甘えさせてもらっています。
関西大学に潜入だっ!
今回の旅でどういうわけか関大の活動が私にいろんな縁を運んで来てくれました。坂本は専門学校卒なので大学キャンパスに入ること自体初めてなくらいですが。
熊野古道のルートにちょうど関大の堺キャンパスがあります。バックパックと皆地笠の変なやつらが入って行くので、学生たちの視線が集まります。
迎えてくれた村川先生にお茶を出してもらって、1時間ほど、ホントに何の対談??と思うよう熊野や地方活性化、日本の在り方みたいなそれぞれの意見や想いを交わしました。
街道の良さを感じた日
熊野古道の自然の中のウォークは、きついところだと歩くのに必死で会話の余裕がありません。でもこの日はずーーーーーーーっと!善意しゃべってました。細川さんに「自転車が来てるよ〜」と注意してもらうほど、話したいこと聞きたいことありすぎ。しかも平坦なアスファルトなので会話がしやすいのです。
参加者が多かったのもアクセスの良さがあります。行程はざっくりしてて行き当たりばったりですが、途中で「じゃあ用事があるので私はこのあたりで〜」と簡単にお別れすることもできました。
しかも日没の心配がありません。のんびり遊んで夜ゲストハウスにチェックインしたのは22時前です。
とっても楽しい陸路のはじまりでした。