3月6日、伊勢神宮の人力車にじいろ 北原美希さんに初めて会いました!
旅準備がなぜかプロモーションと根回しになっています。
何がやりたいか明確なようで、実際どうなるかさっぱり見当が付いてないという…!
このゴールがどうなるのかは肝心要の熊野本宮大社で決まります。バシっと決められるのか!?見ていてください。
美希さんに会おう!人力車夫とランチの予約
facebookで旅のことを知った美希さんから、ゴールの提案してもらったのは1月28日のこと。
美希さんは和歌山市出身。熊野速玉大社ではイベントで人力車を曳かせてもらったけど、本宮大社では婚礼人力の許可を得ただけでまだ実現していないんだそう。
「大斎原の御幸道を走るのが夢だったよ」と言ってくれました。それ私でいいの?!
一度会って打ち合わせよう!紀北町にある『稲米舎(とうべや)』さんという素敵なお店の予約をしてくれました。(めっちゃいいお店なのでまたちゃんと紹介したい)
三重県紀北町の稲米舎(とうべや)さんでゆっくりお食事! pic.twitter.com/CY8cm0Qm3N
— 熊野ログ|熊野古道360km4/1スタート! (@kumanolog) 2019年3月6日
本宮大社にご挨拶にいかない?
ゴールである本宮大社には一言お伝えしなければと思っていました。大斎原は境内だし、神職さんだけじゃなく神様にもです。できれば地元の人にも伝えたいくらい。
美希さんが、ランチの前に一緒に行こうと言ってくれました。伊勢から?!遠いのに!
そんなやりとりは前日20時頃でした。
宮司さんに引き合わせてもらえる?!
よっしゃ、朝4時起きやから早く寝るぞー!と思った21時過ぎ、関西大学の教授から連絡が入りました。
「九鬼宮司はご存じですか?」わーおびっくり~。めっちゃタイムリーです。
「明日(社務所にでも)うかがう予定なんです~」
「今、本宮の行政局長と話をしていて、明日 宮司さんを訪ねる予定です」
えっ!!! なんですって?!
ご一緒していいんですか????!!!!!
熊野奥宮 玉置神社へ
本宮で美希さんとお会いし、奈良県十津川の玉置山へ参拝に行きました。
(だから4時起き、美希さんたぶんほとんど寝てないと思う)
相変わらずの神々オーラを放つ玉置神社への道中で、お互いの積る話をたくさんしました。似てるところは共感し、違うところは尊敬できる。私とは違うキラキラして健気なオーラの美希さんです。
くまのこネットワーク
本宮で関大卒の若者達が起業したくまのこ食堂。1月に代表の川端さんと会って数日後、教授を紹介いただきました。
ちなみに全行程参加の山田さんは教授からの紹介。
数年ぶりに再会した2月に「そういえば君は巡礼好きだったね」と私の旅の計画を話してくれたのがきっかけ。で、教師辞めるっていう…なんだその運命。
そして美希さんが私に連絡をくれたのも、実はくまのこ食堂がfacebookに載せたものを見たのがきっかけでした。
本宮行政局 局長室へ
「じゃあ行こうか」と一緒に行政局へ。美希さんと私、なんだかよく分からない渦に巻き込まれた感じです。行政局長が快く迎えてくださりお話を聞いてくれました。
にわかに信じられないことがありました pic.twitter.com/mJcaZlo4Mh
— 熊野ログ|熊野古道360km4/1スタート! (@kumanolog) 2019年3月6日
例大祭の日にはアメリカからたくさんお客様が来るんだそうです。そのお客様をご案内される国際的雰囲気バリバリのお2人もいらっしゃって、私には理解できないレベルのお打合せをされていました。
そしてSDGs(エスディージーズ)という聞き慣れないプロジェクトの拠点が本宮にできるそうで…私なんでここにいるのか?不思議な気持ちで同席していました。
熊野本宮大社社務所へ
私にとって熊野本宮大社は身近な場所ですが、特別な縁はありません。
紀伊半島水害で災害ボランティアに来られたのは1度だけ。「そういや、その時に指定されたのが大斎原だったな~」と参道を登りながら思い出していました。
そんな本宮大社の応接室に足を踏み入れます。世界各国の要人がここに来たことでしょう。有名人のサインなんかもあります。
面白すぎる人生の展開と不思議、寝不足で私は妙なテンションです。すごいなーと見回してると九鬼宮司が現れました。そんな怖い方ではないのですが、権威ある方なので皆姿勢を正します。行政局長が私達を紹介してくださいました。
美希さんが人力車の許可をいただけるか質問すると、大斎原でクラシックカーのイベントをしたことを引き合いに出され「だから人力車なんて、もちろん大丈夫ですよ」と快諾くださいました!やった~!
https://www.instagram.com/p/ButXF2ihQS2/
今を刻む
九鬼宮司は毎年12月に来年の一文字を書かれるのですが、2019年は「刻」という字でした。(写真撮り忘れた…)
亥年生まれの局長にとって転機の年だそうで「僕のために書いてくれたんかなあ、と思って嬉しかってん」と笑いながら話すのですが、私は私で「ブログのタイトルも、平成最後の熊野詣でを記録することも私にぴったり!」と心の中でこじつけていました。
熊野本宮大社ホームページより
来年は平成三十一年、干支は「亥」で年号も新たになり、改めて時を
刻んでゆく大きな年となります。
また当地では、世界遺産登録十五周年を迎えます。
新しき年の一文字として、干支の「亥」を含む「刻」しかないと感じ、
謹書いたしました。一日一日を大切にし、それぞれの時を刻んで、
この一年が平穏で穏やかな年でありますことを願いつつ、この一文字を
納めさせて頂きました。熊野本宮大社宮司 九鬼家隆